Ubuntu で Tcl/Tk 8.5 の Ruby/Tk

Inspiron Mini 9 に今度は Ubuntu Netbook Edition を入れてみた。

英語版でいいやと思っていたのだけど
インストール時に日本語が選べたので、選んで、
インストール後、言われるがままにアップデートしてみれば
見た感じすっかり日本語化された。
画面もきれいだし、起動も20秒とかですばらしい。

そろそろLinux用GUIアプリでも組めるようになっておくかと思い
自分としてはお手軽そうなのはRuby/Tkだということでやってみた。

RubyとRuby/Tkをインストール。


sudo apt-get update
sudo apt-get install ruby
sudo apt-get install libtk-ruby

で、コードを書いて実行してみると
実行はできたが画面上の文字がガタガタ。
アンチエイリアスがかかっておらず、太さも不均一。

Ubuntuのきれいな画面に魅せられ
「僕もここで輝きたい!」と躍り出てみればこの仕打ち…。

調べると、Tcl/Tk 8.5だとアンチエイリアスがかかるとのこと。
(はじめにインストールされたのは8.4)

ところがTcl/Tk 8.5をインストールしてもRuby/Tkが認識してくれない。
結局Ruby/Tkを自分でコンパイルすることに。

あれこれ慣れず試行錯誤があったのだけど
終わって手順整理してみればなんてことない…のかな。

Rubyのサイトから ruby-1.8.7-p249.tar.gz をダウンロードしてきて展開したら


sudo apt-get install gcc
sudo apt-get install tcl8.5-dev tk8.5-dev
cd ruby-1.8.7-p249/
./configure --with-tcllib=tcl8.5 \
--with-tklib=tk8.5 \
--with-tcl-include=/usr/include/tcl8.5 \
--with-tk-include=/usr/include/tcl8.5 \
--enable-pthread \
--prefix=/usr
make
sudo make install

自作アプリにきれいな文字がのって
これでようやくメンバーとして認められた感じ?

…うーん、でも


sudo apt-get install ruby

とだけやればよくなってくれたらうれしいなぁ。
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