Linux GUI プログラミング(3)

本屋でLinuxプログラミングに関する本を立ち読みした。
Linuxのデスクトップ環境の概要と大まかな歴史を知る。
それによるとGTK+やらQtやらは「ツールキット」と呼ぶべきなようだ。

さて、つい何日か前にGTK+ではなくQtを使っていくことにしたのだが
GTK+もCで組まれているとはいえ実は設計思想はオブジェクト指向に則っている。
また、gtkmmというC++インターフェースも用意されており
それを使った場合、簡単なサンプルにおいてはgtkmmもQtも殆ど変わらない印象を受けた。
さらに、見てみれば、GTK+の方がライセンスの制限が緩いようなのだ。
長いものには巻かれる考えで行くとGTK+を選ぶべきかもしれない。

どうしたものかと、さらに調べてみれば
wxWidgetsというものもなかなかいいという話もあったりで混乱するばかり。
(wxWidgetsはツールキットではなく、UIフレームワークらしいが)

こうした、ユーザーを惑わせる混沌とした状態は
ツールキットに限ったことではなく
言ってみればLinuxというOSのあちこちに当てはまるのではないだろうか。
ディストリビューションしかり。
Windowsというぬるま湯にどっぷりつかっている僕としては
Linuxの統一計画とやらが進むことを祈るばかり。

さて、話を戻して、ツールキットを何にするかだが
結局、作ろうとしているものは大規模でもないし
そこまで作り込もうというつもりもないのだから
(どうせ何か作るのであれば
 多くの人に使ってもらえそうなWindows用ソフトを作る。)
まぁ、割と普及していて
すぐ習得できるものならば何でもいいということになり
少しいじったQtを続けることにする。

なんだ、その結論。

いや、だって、研究室で仕方なくLinuxという感じなんだもの…。

EclipseでQtを使った簡単なサンプルをコンパイル・実行しておしまい。

さっさと仕上げちまって本題に入ろう。
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