〜イーリネーム〜
Windows95以降が動作する環境。
(以下の3つは全て同じフォルダにいれてください)
erename.exe
・・・アプリケーション本体
erename.ini
・・・設定ファイル
readme.html
・・・本ファイル
インストールは適当なフォルダへアーカイブファイルに含まれる全てのファイルを入れてください。アーカイブの内容については「構成ファイル」の項を参照してください。
アンインストールは、そのフォルダとその中の全てのファイルを削除してください。レジストリは一切いじっていません。
ファイル・フォルダのリネームツールは数多く存在しますが
使い方が簡単なものは機能が不十分…
多機能なものは使い方を覚えるのが面倒…
インターフェースがしっくりこない…
といったことはないでしょうか?
E-Renameはフォルダ内のファイル・フォルダのリストを
テキストファイルやcsvファイルとして出力し
そのリストを編集することでリネームが行えるので
使い慣れたテキストエディタや表計算ソフトをリネームに活かせます。
リストの編集の際に行の順番を入れ替えたり空の行を入れたりしても
柔軟に対応してくれるので煩わしさもありません。
もうリネームツールの機能不足や使い勝手の悪さに悩むということはなくなります。
リネームしたいファイル・フォルダが含まれるフォルダを指定します。各ボタンについて
「編集」ボタンを押すとファイル・フォルダのリストが作成されテキストエディタで開かれます。
テキストエディタにてリスト内のファイル・フォルダの名前を編集し上書き保存します。
E-Renameのウィンドウに戻り「適用」ボタンを押すとリストの内容にしたがってリネームが実行されます。
編集フォルダの指定指定したフォルダのリストをテキストエディタで開きます。適用
リストが存在しない場合は作成した後開きます。
リストが既に存在する場合はそれを開くだけなので、オプションを変えた場合や指定のフォルダのファイル・フォルダ構成が変わった場合、それをリストに反映させるには「再ロード」ボタンを押してリストを再作成します。
指定したフォルダのリストの内容にしたがってリネームを実行します。元に戻す
ファイル・フォルダの名前をリスト作成時の状態に戻します。再ロード
指定したフォルダのリストを再作成します。
オプションを変えた場合や指定のフォルダのファイル・フォルダ構成が変わった場合にそれをリストに反映させるのに使います。
リネームしたいファイル・フォルダが含まれるフォルダの指定には以下のような方法があります。オプション
- エディットボックスにパスを入力する(フルパスで指定する)
- 参照ボタンを押しフォルダ選択ダイアログから選択する
- ウィンドウの「フォルダ」のグループボックス内へエクスプローラ等からファイル・フォルダをドラッグアンドドロップする
- erename.exeのアイコンやそのショートカットのアイコンにエクスプローラ等からファイル・フォルダをドラッグアンドドロップする
- erename.exeのショートカットをSendToフォルダに置き、エクスプローラ等のショートカットメニューの「送る」から指定する
拡張子を「.txt」で出力する・拡張子を「.csv」で出力するリストについてファイル・フォルダのリストの拡張子を「.txt」にするか「.csv」にするかを選択できます。項目をカンマで区切る・項目をタブで区切る
どちらを選んでもリストの内容は変わりません。単に拡張子が変わるだけです。
「拡張子を「.csv」で出力する」にチェックを入れる場合は、あわせて「項目をカンマで区切る」にチェックを入れることをおすすめします。
リストの項目をカンマで区切るかタブで区切るかを選択できます。サブフォルダの検索
チェックを入れると、指定したフォルダのサブフォルダ以下にあるファイルもリネームの対象となり、ファイル名がリストに出力されます。フォルダはリネームの対象にしない
ただし、「サブフォルダの検索」にチェックを入れた場合、フォルダはりネームの対象になりません。
チェックを入れると、フォルダをリネームの対象としません。フォルダのパスを出力する
ただし、「サブフォルダの検索」にチェックを入れた場合、このオプションに関係なくフォルダはりネームの対象になりません。
チェックを入れると、リストの1行目に指定したフォルダのパスが出力されます。列名を出力する
チェックを入れると、リストの1行目(2行目)に列の(項目の)名前が出力されます。出力する項目
インデックス適用後出力したファイルを削除するチェックを入れると、リストにインデックスの項目が出力されます。拡張子
インデックスを出力した場合、編集の際、インデックスとファイル名の組を崩さなければ行を入れ替えてもかまいません。
チェックを入れると、リストのファイル名・元のファイル名が拡張子を含んで出力されます。元のファイル(フォルダ)名
チェックを入れると、リストに元のファイル(フォルダ)名の項目が出力されます。元のファイル(フォルダ)のパス
チェックを入れると、リストに元のファイル(フォルダ)のパスの項目が出力されます。サイズ
テキストエディタのマクロ機能などでファイルを開くのに使えます。
チェックを入れると、リストにファイルのサイズの項目が出力されます。種類
チェックを入れると、リストにファイル(フォルダ)の種類の項目が出力されます。作成日時
(種類といっても、ファイルの場合はその拡張子が出力され、フォルダの場合は「フォルダ」と出力されるだけです。)チェックを入れると、リストにファイルの作成日時の項目が出力されます。アクセス日時
チェックを入れると、リストにファイルのアクセス日時の項目が出力されます。更新日時
チェックを入れると、リストにファイルの更新日時の項目が出力されます。
チェックを入れると、「適用」ボタンを押してリネームが実行されたあとリスト(正しくは「.dat」ファイルと「.txt(.csv)」ファイルの2つ)が削除されます。 リストを削除した場合「元に戻す」が出来なくなるので注意してください。既定のアプリケーションで開く・指定のアプリケーションで開く「編集」ボタンを押してリストを編集する際、リストを既定のアプリケーションで開くか指定のアプリケーションで開くかを選択できます。
既定のアプリケーションとはリストの拡張子(「.txt」または「.csv」)に関連付けられたアプリケーションのことです。
指定のアプリケーションの指定には以下のような方法があります。
- エディットボックスにパスを入力する(フルパスで指定する)
- 参照ボタンを押しファイル選択ダイアログから選択する
- ウィンドウの「編集」のグループボックス内へエクスプローラ等からファイルをドラッグアンドドロップする
編集注意事項スペース・カンマ・タブ・改行のみで構成されている行は空行として無視されます。リストの途中に空行を入れても適用の際支障はありません。詳細
ファイル名の先頭についたスペース、末尾についたスペース・ピリオドはエクスプローラ等でのリネーム時と同様に無視されます。
適用の際有効なのはインデックスと名前だけでそれ以外の項目(元の名前・サイズ・種類・更新日時)は無視されます。
フォルダのパスや列名を出力した場合、基本的にそれら行は編集しないでください。
(実際はそれらの行を空行にさえしなければOKですが)
また、それらの行よりも前にファイル名を持ってこないでください。
項目の区切りがタブである場合、適用の際、タブは複数連続していても1つのタブとみなされます。なので、編集の際、項目の区切りのタブを追加して整形してもかまいません。
インデックスがある場合インデックスとファイル名の組を崩さなければ行を入れ替えてもかまいません。
リストを作成してから「適用」するまでは指定のフォルダ内のファイル・フォルダのリネームを行わないでください。
(ファイルの追加は差し支えありません。)
ファイル名には「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」といった文字は使えません。また、項目の区切りがカンマでありファイル名にカンマが含まれる場合、ファイル名は「"test,test.txt"」のようにダブルクォーテーションマークで囲まなくてはいけません。項目の区切りがタブである場合はこの限りではありません。
リストを作成すると「erename.exe」と同じフォルダに拡張子「.dat」「.txt(.csv)」の2つのファイルが作成されます。
それぞれのファイル名は指定のフォルダのフルパスを短いパス名にし「:」「\」を「_」に置換したものとなっています。
「.txt(.csv)」ファイルは実際にテキストエディタで編集するファイルのリストです。直接このファイルをエクスプローラ等から開いて編集を行ってもかまいません。
「.dat」ファイルには「.txt(.csv)」ファイルの書式情報や「元に戻す」に使う情報といったプログラムが使う情報が保存されています。このファイルは編集しないでください。
リネームが済み、もう元に戻す必要もなくなった場合は指定したフォルダに対応する「.dat」「.txt(.csv)」ファイルは削除してしまってもかまいません。
基本的に処理中にエラーが発生した場合は処理は中断されます。
ファイル名には「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」といった文字は使えません。 また、項目の区切りがカンマでありファイル名にカンマが含まれる場合、ファイル名は「"test,test.txt"」のようにダブルクォーテーションマークで囲まなくてはいけません。項目の区切りがタブである場合はこの限りではありません。
リスト適用の際にこの事に関するエラーがでてしまった場合はリスト内の該当するファイル名を適当なものに直してから再度リストの適用を試みてください。
「,」「;」などの文字はWindows98では使えない文字だと表示されますが、実は使うことが出来てしまったりするので特にエラーメッセージは出さない仕様になっています。
しかし、個人的にはそれらの文字の使用をあまり勧めません。
「サブフォルダの検索」にチェックを入れた場合、フォルダはリネームの対象になりません。
「E-Rename」の著作権はkurimaが保有しています。
転載・配布は内容に変更を加えない限り自由に行なってください。
雑誌等への掲載につきましては事後でも構いませんのでメールでお知らせください。
e-mail : KurimaYoshida@hotmail.com
home page : http://home.g07.itscom.net/kurima/
このプログラムを使用したことによって生じたいかなる損害も、作者は免責とさせていただきます。プログラム上にある、いかなるバグ、欠陥も作者はそれを訂正する義務を負いません。
「E-Rename」に不具合を発見した場合は、ホームページの掲示板に書き込むか下記宛にメールを送ってください。なるべく対処したいと思います。また、こんな機能を追加してほしい、この機能は要らない、といった意見もどしどしお寄せください。
e-mail : KurimaYoshida@hotmail.com
home page : http://home.g07.itscom.net/kurima/
2005/01/26
- Version 1.16