hruby.mac

〜秀丸で開いているテキストをRubyで処理〜


目次


動作環境

秀丸エディタ(Version 6.12 で動作確認) と Ruby(1.8.4 で動作確認) が動作する環境

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構成ファイル

hruby.mac
…秀丸マクロファイル

hruby.ini
…設定ファイル

readme.html
…本ファイル

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インストール・アンインストール方法

「hruby.mac」と「hruby.ini」を秀丸エディタのマクロファイル用のフォルダに置いてください。
アーカイブの内容については「構成ファイル」の項を参照してください。

アンインストールは、マクロファイル用のフォルダに置いたファイルを削除してください。
レジストリは一切いじくりません。

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概要

秀丸エディタで開いているテキストに対して任意のRubyスクリプトで処理を行う秀丸マクロです。
処理の結果は実行結果として新しい秀丸エディタのウィンドウに出力されます。
処理を行うRubyスクリプトはiniファイルで指定します。

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使い方

まずはじめに、テキストの処理を行うRubyスクリプトを作成します。
Rubyスクリプトのファイル名や置き場所は自由です。
Rubyスクリプトは処理すべき文字列が格納されたテキストファイルのフルパスがコマンドライン引数に渡されて実行されます。
従って、テキストを処理するためには、まずそのファイルの内容を読み込む必要があります。
そして、標準出力に出力したものが実行結果として新しい秀丸エディタのウィンドウに出力されるので、printメソッドなどを使って結果を出力します。
例えば、テキスト内のアルファベットを小文字から大文字に変換するRubyスクリプトのサンプル(C:\Program Files\Hidemaru\macros\upcase.rb とする)は以下のようになります。

#! ruby -Ks
require "jcode"

f = open(ARGV[0])
s = f.read
f.close

print s.upcase
Rubyスクリプトを作成したら、hruby.mac(秀丸マクロ)からそのRubyスクリプトが使用されるように、hruby.ini に設定を書き込みます。
例えば先ほどの upcase.rb を指定する場合 hruby.ini の内容は以下のようになります。
[Settings]
Script=C:\Program Files\Hidemaru\macros\upcase.rb
あとは処理を行いたいテキストを秀丸エディタで開いた状態で hruby.mac を実行すれば処理が行われます。
なお、hruby.mac を実行する際に秀丸エディタ上で範囲選択をしていると選択中の文字列のみが処理の対象となり、範囲選択をしていないとテキスト全体が処理の対象となります。

ちなみに hruby.mac の動作の詳細となりますが、処理対象のテキストを hruby.txt という名前のファイルとしてtempフォルダに出力しそれをRubyスクリプトに渡して処理するということをしています。

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著作権

「hruby.mac」の著作権はKurimaが保有しています。
転載・配布は内容に変更を加えない限り自由に行なってください。
雑誌等への掲載につきましては事後でも構いませんのでメールでお知らせください。

e-mail : KurimaKDV@hotmail.com
home page : http://kurima.sakura.ne.jp/

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免責

このプログラムを使用したことによって生じたいかなる損害も、作者は免責とさせていただきます。
プログラム上にある、いかなるバグ、欠陥も作者はそれを訂正する義務を負いません。

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サポート

「hruby.mac」に不具合を発見した場合は、ホームページの掲示板に書き込むか下記宛にメールを送ってください。なるべく対処したいと思います。
また、こんな機能を追加してほしい、この機能は要らない、といった意見もどしどしお寄せください。

e-mail : KurimaKDV@hotmail.com
home page : http://kurima.sakura.ne.jp/

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更新履歴

2007/07/01
 - Version 1.00

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謝辞

このマクロ作成にあたっては おざきはじめ さん の Ruby起動マクロ(exec_ruby.mac) を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

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